言語選択

言語の選択:

オンライン状況

オンラインユーザー 3人
ログインユーザー 0人

カウンター

あなたは428807人目です

お知らせ

NLP若手の会 第5回シンポジウム 
The 5th NLP Symposium for Young Researchers


更新情報


開催趣旨
移動機能

開催趣旨

本シンポジウムは、自然言語処理および関連分野の若手研究者の交流を促進し、若手のアクティビティを高めることを目指しています。これから始まる、または始まったばかりの研究の発表を歓迎し、活発な議論を行う場を実現したいと考えています。また、招待講演や国際会議参加報告などの特別セッションを通じて、自然言語処理の普及・啓蒙を図り、若手研究者の育成につなげていきたいと考えています。
以下のように研究発表を募集しますので、奮ってご応募ください。

  • 主催:言語処理学会
  • 日時:2010年9月15日〜16日
  • 場所:国立情報学研究所12階会議室 (東京都千代田区)
  • 参加費:無料 (懇親会費は別途)

開催報告
移動機能

開催報告

本年度は新たな試みとして,2日目の昼のセッションを情報処理学会第198回自然言語処理研究会との合同開催としました.また,参加旅費を工面することが困難な方を対象として旅費の補助希望者を募り,申請のあった1名の方に補助を行いました.

一般発表募集に対しては29件の発表があり,参加者数は昨年度に続き100名を越えました. 一般発表はポスター形式で,2日間を通じて29件を5セッションで実施しました.

一般発表以外の企画として,招待講演と国際会議参加セッションを設けました.
招待講演は,講師としてグーグル株式会社の工藤拓 氏をお招きし,「Google日本語入力ができるまで」というタイトルでご講演いただきました.

国際会議参加報告のセッションでは,渡邉陽太郎 氏(東北大学),目黒豊美 氏(日本電信電話株式会社), 佐藤一誠 氏(東京大学)の3名の若手研究者に報告していただきました.

2日目の最終セッション終了後には,参加者による投票に基づき,奨励賞を選定・表彰しました. 奨励賞は,現時点の研究の完成度より,アイデアの面白さ,研究の新規性,今後の研究の発展性への期待などを重視して 投票された結果に基づいています. 本年度は下記の4件を奨励賞として表彰しました.
  • 発表8: 日本語動詞概念構造コーパスの設計 松林優一郎,宮尾祐介,相澤彰子(国立情報学研究所)
  • 発表27: 語彙体系の巨視的変数について 高村大也(東京工業大学)
  • 発表4: HMMにおけるアンサンブル学習 黒澤雅人,佐藤 一誠,松島慎,二宮崇,中川裕志(東京大学)
  • 発表30: 日本語文末表現による推論について 田辺利文,首藤公昭(福岡大学)
1日目の全セッション終了後には,交流企画として,懇親会を開催しました. 懇親会には54名と多くの方が参加くださり,親睦を深めました.
また,2日目の全セッション終了後にはフットサルを企画していましたが,あいにくの雨のため中止となりました.

スケジュール
移動機能

スケジュール

2010年6月下旬 CFP
2010年8月9日(月) 発表申込締切
2010年8月13日(金) 発表採否通知
2010年9月3日(金) 予稿の提出期限
2010年9月15〜16日 シンポジウム

本シンポジウムは、2日間開催の予定です。最終日の16日は、情報処理学会第198回自然言語処理研究会と合同開催の予定です。
プログラム
移動機能

プログラム

シンポジウム1日目 (9月15日)

9:30-9:45 オープニング

9:45-12:15 ポスターセッション1&2 (6件×2)

9:45-10:15 ブースターセッション

10:15-11:15 ポスターセッション1 (6件)

発表1: 次世代数式検索へ向けた数式周辺情報の文脈的分析
横井啓介(東京大学),Minh NGHIEM QUOC(総合研究大学院大学),松林優一郎(国立情報学研究所),相澤彰子(東京大学・国立情報学研究所)
発表2: 自然文によるテレビ番組検索システムの開発[予稿]
有賀康顕,若木裕美,藤井寛子,鈴木優,住田一男(株式会社東芝)
[ポスター] [ブースターセッション資料]
発表3: 日本語述語項構造解析器 YuCha 「夕茶」
林部祐太(奈良先端科学技術大学院大学)
[ポスター] [ブースターセッション資料]
発表4: HMMにおけるアンサンブル学習
黒澤雅人,佐藤 一誠,松島慎,二宮崇,中川裕志(東京大学)
発表5: 単語と文書間における複数の関係性を用いたキーワード抽出手法の提案
横井健(東京都立産業技術高等専門学校)
[ポスター]
発表6: 単語の統語的関係を対訳辞書構築のためにいかに有効に利用できるか?
Daniel Andrade(東京大学)
[ポスター]

11:15-12:15 ポスターセッション2 (6件)

発表7: 文字列検索結果に対するコンパクトな文脈集合の高速抽出 [予稿]
海野裕也,坪井祐太(日本アイ・ビー・エム株式会社)
[ポスター] [ブースターセッション資料]
発表8: 日本語動詞概念構造コーパスの設計
松林優一郎,宮尾祐介,相澤彰子(国立情報学研究所)
[ポスター] [ブースターセッション資料]
発表9: 統計的機械翻訳による漢字仮名交じり文の読み推定
羽鳥潤(東京大学),鈴木久美(マイクロソフト・リサーチ)
発表10: Wikipediaと検索エンジンサジェストを用いたWeb検索語候補推薦システムの試作
宮下 竜大郎(東京電機大学),増田 英孝(東京電機大学),山田 剛一(東京電機大学),清田 陽司(東京大学),中川 裕志(東京大学)
[ポスター] [ブースターセッション資料]
発表11: ラベルなしデータからの意味カテゴリタガーの学習 [予稿]
村本英明,鍜治伸裕,吉永直樹,喜連川優(東京大学)
[ポスター]
発表12: 文章に潜在する書き手の心的状態の推定に向けて
井之上直也,乾健太郎(東北大学)
[ポスター] [ブースターセッション資料]

13:15-14:45 国際会議参加報告

ACL 2010 参加報告
渡邉陽太郎 氏(東北大学)
COLING 2010 参加報告
目黒豊美 氏(日本電信電話株式会社)
KDD 2010 参加報告
佐藤一誠 氏(東京大学)

15:00-17:30 ポスターセッション3&4 (5件+6件)

15:00-15:30 ブースターセッション

15:30-16:30 ポスターセッション3 (6件 5件)

発表13: 専門的文章の読解支援を目指して
山田恵美子,荒牧英治,大江和彦(東京大学)
発表14: 誹謗中傷を表す文の自動検出
石坂達也,山本和英(長岡技術科学大学)
[ポスター] [ブースターセッション資料]
発表15: 意味カテゴリ情報に基づく帰納的学習を用いた英語冠詞・前置詞誤り校正システムの試作と印象評価
乙武北斗,吉村賢治(福岡大学),荒木健治(北海道大学)
[ポスター]
発表16: (発表キャンセル)
(発表キャンセル)
発表17: Webページ翻訳における単語単位の誤訳の修正
綱川隆司,梶博行(静岡大学)
[ポスター] [ブースターセッション資料]
発表18: 生命医学文書からのイベント抽出システムとその応用
三輪誠,辻井潤一(東京大学)

16:30-17:30 ポスターセッション4 (6件)

発表19: ブログ記事における擬態語および擬音語用例の調査と分析
内田ゆず,渡部純平(青山学院大学),荒木健治(北海道大学)
[ポスター]
発表20: 文間関係認識における局所構造アライメントの有効性
水野淳太(奈良先端科学技術大学院大学・東北大学),増田祥子(大阪府立大学),村上浩司(奈良先端科学技術大学院大学),渡邉陽太郎(東北大学),乾健太郎(東北大学)
[ポスター] [ブースターセッション資料]
発表21: 木構造に基づく決定的係り受け解析
北川浩太郎,田中久美子(東京大学)
[ポスター]
発表22: 構文解析器開発実験の観点から見たコーパスアノテーションの揺れの分析
原忠義,辻井潤一(東京大学)
[ポスター] [ブースターセッション資料]
発表23: 行列上のガウス分布を用いたConfidence Weighted Linear Classifierの多クラス化 [予稿]
大岩秀和,松島慎,中川裕志(東京大学)
[ポスター] [ブースターセッション資料]
発表24: 多様な言語表現に対する意味解析に向けて
横野光(東京工業大学)
[ポスター] [ブースターセッション資料]

シンポジウム2日目 (9月16日)

10:30-12:00 招待講演

タイトル: Google日本語入力ができるまで
工藤拓 氏(グーグル株式会社)
アブストラクト:
Google 日本語入力 は、これまでの日本語入力システムの設計にとらわれない新しいアプローチで設計・実装されています。本発表では、まず、Googleの中でどのようにプロジェクトが始まったのか、どのようなコンセプトで設計・開発が行われているのか、新しいプロジェクトとして工夫した点、直面した困難、日々エンジニアがどのようなサイクルで開発を行っているかを紹介します。また、自然言語処理技術が日本 語入力システムにどのように応用されているのか、現状の技術的な課題、我々が それらをどのように対処したのかを実例を交えながら解説します。さらに、 Google 日本語入力 を影で支える自然言語処理以外の情報処理技術(機械学習、 データ圧縮、セキュリティー、ソフトウェアテスト、ユーザーインターフェイス 等)のいくつかを紹介します。

13:30-15:00 情報処理学会自然言語処理研究会

15:15-16:30 ポスターセッション5 (6件)

15:15-15:30 ブースターセッション

15:30-16:30 ポスターセッション5 (6件)

発表25: 対話型e-Learningシステムの開発−高専低学年対象のIT人材育成コンテンツ−
峯脇さやか(弓削商船高等専門学校)
発表26: Toward Evidence Search
Eric Nichols and Kentaro Inui(東北大学)
[ポスター] [ブースターセッション資料]
発表27: 語彙体系の巨視的変数について
高村大也(東京工業大学)
[ポスター]
発表28: n-gramと科学英語の特徴表現を活用した例文提示に基づいた英作文支援ツール
池本孝徳(静岡大学), 宮崎佳典(静岡大学), 田中省作(立命館大学)
発表29: Feature Space Expansion with Multiple Segment Representations for CRF-based Named Entity Recognition
趙漢哲(東京大学)
[ポスター]
発表30: 日本語文末表現による推論について
田辺利文,首藤公昭(福岡大学)
[ポスター] [ブースターセッション資料]

16:45-17:00 クロージング


懇親会・交流企画
移動機能

懇親会・交流企画

懇親会案内

  • 【場所】:食彩家 葆の里
    〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-4 クロサワビル4F
    03-3518-4665
    (ルート)
    ※直接現地集合でお願いします
  • 【日程】:9月15日(水)19:00〜21:00
  • 【料金】:参加費:学生2000円、社会人5000円
  • 【備考】:飲み放題付のコースです。

交流企画開催案内

  • 【内容】:フットサル
  • 【場所】:明治神宮外苑信濃町4番コート
  • 【日程】:9月16日(木)19:00〜21:00
    18:00 NII玄関集合の後、会場へ移動
    • 直接現地に集合して頂いても結構です
    • 更衣室が利用可能です
  • 【料金】:お一人当たり1200円
    (予定です.参加人数によって変更の可能性があります)
  • 【備考】:屋外での開催になります.
    雨天の場合中止になる場合があります.
    運動靴と動きやすい服装の準備をお願いいたします.
    スパイクは禁止です.
    当日の飛び入り参加も歓迎です.

発表募集要項
移動機能

発表募集要項

以下のとおり研究発表を募集します。

発表テーマ

  • 自然言語処理
  • 音声言語処理
  • 人工知能
  • その他、関連分野

発表資格

発表者は40歳までの年齢の方とします。 言語処理学会の会員・非会員を問いませんが、入会をお勧めします。

発表形式

1 件につき、口頭発表 2 分程度+ポスター・デモセッション 60 分程度 (プログラム編成上、多少変更になる場合があります)
ポスターパネルの大きさは横90cm×縦180cmです。

発表申込

発表をご希望の方は、下記の内容を apply2010+@+yans.anlp.jp(アドレス中の + を削除してください) までお送りください。
  • 発表題目
  • 著者
  • メールアドレス
  • 所属機関
  • 300字程度の概要
  • 予稿提出の予定:あり、なし
  • 同一内容の発表の有無: (未発表、他学会等で発表済み)
  • 参加旅費の補助を希望する場合は審査に必要な事項(※詳細は下記を参照のこと)

予稿提出

予稿の提出は任意です。予稿の提出を希望する方は、発表申込時にその旨をお知らせください。提出していただいた論文は、オンライン予稿集としてウェブページに掲載します。
9/10(金)を公知予定日とします。これより早くすることはいたしません。

採択通知

発表内容をプログラム委員会で審査し、その結果をお知らせします。審査は以下の点を考慮して行います。
  • トピックの多様性を考慮し、同一研究室からの多数の発表はご遠慮いただく場合があります。
  • 申込が多数となった場合、未発表および早期申込の発表を優先する場合があります。

発表賞選考

参加者の投票に基づき、これから芽が出ると期待できる研究を選ぶ「奨励賞」を選定し、表彰いたします。

一般参加

発表を行わない方々の参加も歓迎いたします。特に参加資格は設けません。

参加旅費の補助

所属機関の都合等で参加にかかる旅費を工面することが困難な方を対象として、プログラム委員会での審査に基づいて参加旅費の一部または全部を補助します。シンポジウムの性質上、完成度よりも研究の独創性を重視するため、以下の条件をすべて満たす希望者を募り、配分を定めます。なお、応募の時点で補助が保証されるわけではありませんので、予めご了承ください。

応募条件:
  • 発表者であること
  • 学生であること
旅費の補助を希望される方は、発表申込時に次の事項も入力してください。
  • 旅費の援助が必要な理由
  • 交通費の見積もり
  • 指導教員の連絡先

プログラム委員 (敬称略)
移動機能

プログラム委員 (敬称略)

  • 阿辺川 武(国立情報学研究所)
  • 内田 ゆず(青山学院大学)
  • 宇野 良子(東京農工大学)
  • 大倉 務(グーグル株式会社)
  • 岡野原 大輔(株式会社プリファードインフラストラクチャー)
  • 乙武 北斗(福岡大学)
  • 鍜治 伸裕(東京大学)
  • 小林 のぞみ(日本電信電話株式会社)
  • 小林 雄一郎(大阪大学)
  • 小町 守(奈良先端科学技術大学院大学)
  • 柴田 知秀(京都大学)
  • 隅田 飛鳥(株式会社 KDDI 研究所)
  • 綱川 隆司(静岡大学)
  • 永田 亮(甲南大学)
  • 藤田 篤(公立はこだて未来大学)
  • 牧本 慎平(クックパッド株式会社)
  • 松林 優一郎(国立情報学研究所)
  • 峯脇 さやか(弓削商船高等専門学校)
  • 目黒 豊美(日本電信電話株式会社)

連絡先
移動機能

連絡先

  • シンポジウムに関して: sympo2010+@+yans.anlp.jp (アドレス中の + を削除してください)
  • 会場に関して: abekawa+@+nii.ac.jp (アドレス中の + を削除してください)